経堂駅北口の「bar月の花」(世田谷区経堂2、TEL 03-5799-4977)が10月3日で4周年を迎えた。
岩城島ライムと広島のクラフトジン「桜尾」使用の「瀬戸内ジン&トニック」
店主の城間隆志さんは大阪府岸和田市出身。地元の老舗バーで修業を始め、上京後、銀座と青山で15年の経験を積んだ後、経堂に店を構えた。200種類以上の洋酒をそろえるオーセンティックなサービスが基本だが、果物の仕入れを欠かさず、季節のフルーツカクテルは常に10種類前後を用意する。
城間さんは「あっという間の4年だったが、昨年は消費税が上がり、今年は新型コロナウイルスの影響が非常に厳しかった。しかし、大変なのはお客さまも同じ。おいしいお酒でゆったりした気分になってほしいと思い営業を続けてきた」と振り返る。
「経堂は東京農業大学があり、地方の果樹園など生産者との縁が生まれやすい。東京では入手が難しい果物も送ってもらえるので、新しいカクテルにチャレンジできるのがうれしい。フルーツの自然な甘みはストレスを和らげるし、ビタミンも豊富。仕事帰りに大人のスイーツを楽しむ気分でお越しいただければ」
営業時間は18時~翌2時。席数を減らし、マスク着用、アルコール除菌、換気などを徹底して営業している。