経堂西通りのたい焼き店「小倉庵」(世田谷区経堂2、TEL 03-3439-0088)が10月に入り、新物小豆の仕入れを始めている。届けるのは函館に本社のある函館運送。北海道産の小豆100キロを10日に一度、同店に納品する。
同店の大東正人社長は「たい焼きの餡(あん)のおいしさは小豆の品質に左右される。8年前、縁あって北海道から直接送ってもらえるようになり、餡のレベルが上がったと思う。特に小豆の皮の食感が残る粒餡を食べると小豆の良さが分かるが、それを理解してリピートするお客さまも多くありがたい」と仕入れへのこだわりを話す。
「新型コロナウイルスの影響が長引き、皆がしんどい思いをしている。甘いものを食べると、人はストレスを忘れるというが、良質な小豆とザラメをじっくり炊き上げた餡がたっぷり詰まったたい焼きで癒やされてほしい」とも。
たい焼きは一枚180円。餡の販売も200グラム500円で行う。
営業時間は11時~19時30分。感染対策を取りながら営業している。雨天の場合は休みあり。