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経堂に農大OBらが産直販売店「hachi」 ミニ収穫祭も開催へ

「hachi」の外観と店長の林田恭三朗さん

「hachi」の外観と店長の林田恭三朗さん

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 世田谷区経堂4丁目に農大OBが運営する農産品の販売店「hachi」(世田谷区経堂4、TEL 03-6432-6011)がオープンして1カ月がたった。「米と樹上完熟 RICE_AND_RIPE」をテーマとする同店は、農大生の実家から仕入れた米や野菜を取り扱い、リンゴ、柿、ミカン、トマトなどが並ぶ。

「hachi」の店内

 店長の林田恭三朗さんは「樹上完熟という言葉の通り、木になった状態で熟させ、甘みが増したものを扱っている。農大に通っていたころから、周りには農家を実家に持つ学生が多く、一生懸命育てた自慢の農産物を経堂で直接販売して、地元のお客さんに食べてもらえる場所があればという声があった。今回、自分を含む3人の農大OBと八百屋出身者とが意気投合して10月1日に店を開いた。1カ月がたちリピートしてくれる方も増え、顔の見える関係性が生まれていると思う」と振り返る。

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 「みんなの米びつ」というサービスは、あらかじめ代金を払っておくと、玄米の状態で店内に保管してある米を訪問時に精米して持ち帰ることができる。「やはり精米したての米は味も香りも食感も違うと評価を頂いている。あとは地元の農大つながりの米ということで選んでくれる方も多いのがうれしく、地域密着を大切に続けたい」

 今年はコロナの影響で東京農業大学の学園祭「収穫祭」が中止となったが、同店では今月15日に「ミニ収穫祭」を行う。

 「やはり秋に『収穫祭』がないのは寂しい。規模は全く小さいが『ミニ収穫祭』をしたいと思った。実家が大根農家の農大生の協力もあり、大根も配布する。うちの店や農大つながりの農産物の魅力を知るきっかけになってもらえれば」

 15日のイベントは11時~18時。農家や酒蔵・みそ蔵が実家の農大生7人も参加する。通常の営業時間は12時~20時。休みは火曜と畑に行く日。