経堂・農大通りの居酒屋「らかん茶屋」(世田谷区経堂1、TEL 03-3429-2230)が7月から、月曜と木曜の週2日を「高知酒場の日」として営業している。
高知・宿毛から届いた1kg以上のゴマサバを持つ店主の加藤さん
20年以上前から高知の日本酒を扱ってきた同店は5年前から毎年、高知県の産地見学ツアーを実施。魚介類やショウガ、トマト、タケノコなどを直接取り寄せてきた。「高知酒場の日」は通常メニューのほか、日本酒、刺し身などの高知メニューをワンコインから提供する。
「室戸、宿毛、土佐清水などの漁港や、四万十川や仁淀川流域の山沿いなど、いろいろな土地でおいしい食材と出合い高知にほれ込んだ。高知の恵みを皆さんに食べてほしい」と話す店主の加藤輝男さんは、高知とさまざまな縁を持つ。
「4年前、香南市の『真嶋農園』にトマトの栽培を見学に行ったら、オーナーは30年前にうちでアルバイトをしていた東京農大出身の真嶋くんだった。懐かしい再会に驚いたが、味も抜群。それ以来、他のトマトを使えない。これから秋にかけては「サバの脂ものってくるし、全国一の生産量のナスもおいしい季節になる。楽しみ」とも。
営業時間は17時30分~22時。