経堂・農大通りの居酒屋「らかん茶屋」(世田谷区経堂1、TEL 03-3429-2230)に今年も高知から採れたてのユズが届いた。
20年以上前から高知の日本酒「南」を取り扱い、6年前から毎年、高知県の産地見学ツアーを実施してきた同店。酒以外にも、魚介類やショウガ、トマト、タケノコ、ピーマンなどの食材を直接取り寄せてきた。
店主の加藤輝男さんは「室戸、宿毛、土佐清水などの漁港や、四万十川や仁淀川流域の山沿いなど高知の食材は素晴らしい。亀泉酒造などの蔵元見学では酒造りの情熱を感じた。これからの季節、ユズや直七などのかんきつが味覚を引き立ててくれる。経堂は高知県出身で『日本の植物学の父』牧野富太郎博士が昭和10年代に住んでいた縁もある。今年はコロナで高知に行けず、どこも大変だが、グルメの秋は高知で盛り上げたい」と意気込む。
「いま魚は室戸の浦戸屋さんからくる魚がいい。これから秋にかけてはサバの脂ものってくる。高知でよく食べられる葉ニンニクが始まれば鯨メニューにも取り入れたい。マリアージュする日本酒は、銘酒『酔鯨』3種類の飲み比べセット(1,000円)」とも。
営業時間は17時30分~22時。