経堂の個人飲食店が支援して運営する「経堂こども文化食堂」に12月19日、高知県地産外商公社が運営する銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」から高知の「物部ゆず」5ケースが届き、子ども食堂のフードシェアを利用するシングルマザー家庭や地域の飲食店などに配布された。
高知県地産外商公社の野戸昌希さんは「経堂の東京農業大学は県内酒造メーカーの子弟や農業生産者の多くが卒業し、今も多くが学ぶ。高知と経堂はさまざまな縁があり、日本酒だけでなく、ショウガや野菜、肉、魚など、高知産にこだわったメニューを提供する飲食店も多い。今年はどこもコロナが大変だが、ユズは香りが良いだけでなく、昔から邪気を払うと言い伝えられているので、世話になっている街に贈らせていただいた」と経緯を話す。
「ユズは食事に利用しても楽しめるが、ゆず湯で疲れが取れたという人もいてうれしい」とも。