京王線・下高井戸駅東口の「下高井戸シネマ」(世田谷区松原3、TEL 03-3328-1008)で1月2日、4Kデジタル修復版による「男はつらいよ」の特集上映が始まった。
「男はつらいよ」パンフレットと「下高井戸シネマ」のプログラムガイド
同館スタッフは「正月は寅さん映画を見ていただきたく、当館で行った『男はつらいよ』シリーズの上映リクエストアンケートを元に選んだ上位6作品を2週間にわたり日替り上映することになった。また緊急事態宣言が出る大変な世の中だが、笑って泣いてストレスを忘れてほしい」と話す。
上演するのは「男はつらいよ」(1作目=1969年、マドンナ=光本幸子)、「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」(17作目=1976年、同=太地喜和子)、「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」(25作目=1980年、同=浅丘ルリ子)、「男はつらいよ 柴又慕情」(9作目=1972年、同=吉永小百合)、「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」(15作目=1975年、同=浅丘ルリ子)、「男はつらいよ 寅次郎夢枕」(10作目=1972年、同=八千草薫)。
連日9時50分から日替わりで上映する。1月15日まで。
同館は、館内でのマスク着用の徹底、整列時に間隔を空ける、ブランケットの貸し出し休止、消毒液の設置、大声でのおしゃべりの禁止、上映作品の入れ替えごとに換気の実施、発熱や咳(せき)など体調不良の人の入館禁止など、観客とスタッフの感染症予防対策を徹底して運営している。