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人を食べ物に見立てる性格診断本 経堂のイベント酒場で出版イベント

「もしアナタが食べものだったら性格診断」の表紙

「もしアナタが食べものだったら性格診断」の表紙

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 編集者で著述家の石黒謙吾さんが企画・構成・プロデュースを手掛けた最新刊「もしアナタが食べものだったら性格診断」(ポプラ社)の出版記念イベントが9月4日、経堂駅北口の「さばのゆ」(世田谷区経堂2)で行われた。

「もしアナタが食べものだったら性格診断」イベントの参加者。前列中央が石黒謙吾さん

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 石黒さんは、東日本大震災の津波で壊滅した東北の缶詰工場の復興を経堂の商店街の人々が支えたノンフィクション「蘇るサバ缶」(廣済堂出版)や「経堂こども将棋教室」の10年間をまとめた「こどもをぐんぐん伸ばす『将棋思考』」(ワニプラス)など、経堂に関係の深い本を担当してきた。

 同書は、心理学とマーケティングの2つの分野が関わる「ディグラム診断」から導き出した、食べ物と性格のマッチングの解説書。20の質問に答えると、自分が31種類ある食べ物のどれに当たるかを診断し、キャラクターの分類に導かれる。食べ物は、「ラーメンさん」「ギョーザくん」「ショートケーキちゃん」など、それぞれにユーモラスなイラストが添え親しみやすいよう工夫した。イラストは雨本洋輔さんが手掛けた。

 当日は15人が参加。それぞれのキャラクターを診断した後、本の内容に従って、他の参加者のキャラクターとのマッチングを行ったが、同性間、異性間の意外な相性の診断が出て、時折、笑い声や歓声が起こり盛り上がった。

 石黒さんは「バーなどの飲食店に置くと客同士のコミュニケーションが深まり盛り上がる。婚活パーティーにも最適」と話す。

 9月5日発売。自分が何の食べ物なのかが分かる診断は特設サイトでも可能。

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