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経堂の子ども食堂で防災食を配布 「防災の日」のイベントとして

「アルファー食品」の防災米「安心米」にお湯を注ぐレクチャーを行なう。15分後にはふっくらとしたご飯が食べられる。

「アルファー食品」の防災米「安心米」にお湯を注ぐレクチャーを行なう。15分後にはふっくらとしたご飯が食べられる。

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 経堂の個人飲食店が支援して運営する「経堂こども文化食堂」は9月1日、陶芸教室「まだん陶房」(世田谷区宮坂3、TEL 03-3428-8044)で、「防災の日」のイベントとして地域のシングルマザー家庭に缶詰などの防災食を配布した。

「アルファー食品」の「安心米」と「黒潮町缶詰製作所」の缶詰。そして、熊本から届いた梨

 配布した缶詰は、高知県黒潮町の「黒潮町缶詰製作所」から寄付されたもの。南海トラフ地震で34メートルの津波被害が予測される同町は、災害発生を想定して同社を設立・経営。高知県産の魚介類や野菜、肉などを原料に、アレルギーを持つ人に配慮した7大アレルゲン不使用の缶詰を製造している。

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 缶詰と一緒に配ったのは、島根県出雲市の「アルファー食品」が製造する防災米「安心米」。水またはお湯を注ぐとふっくらしたご飯が食べられる商品で、こちらは食物アレルギー物質27品目を不使用。ハラールにも対応する。

 参加した母親の一人は「『安心米』の作り方を配布時に教えてもらい、自宅で子どもたちに作らせた。黒潮町の缶詰は『柚子香るブリトロ大根』がおいしく、ご飯のおかずに合う。仕事に育児に忙しいが、こうして災害時の食について学ぶのは大切。子どもたちも学んだようなので、自宅での備蓄も強化したい」とイベントの感想を話した。

 当日、熊本県産の梨も届いた。送り主は経堂在住の熊本県出身者。子どもたちは2016年4月に熊本で起きた大きな地震被害の話を聞きながら旬の梨を味わった。

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