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経堂西通りの焼き肉店がノンアルコールドリンク対応 店長は東京農大生

ノンアルコールドリンクメニュー看板を出す「七厘いちわ」の店頭

ノンアルコールドリンクメニュー看板を出す「七厘いちわ」の店頭

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 経堂西通り商店会の「七厘いちわ」(世田谷区経堂1、TEL 03-6413-7587)が4月25日、緊急事態宣言の発出を受けて「ノンアルコールドリンク祭り」を始めた。

七厘いちわのノンアルコールドリンクメニュー

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 同店は昨年9月、経堂、千歳船橋で展開する焼き肉店「いちわ」グループ4番目の店としてオープン。店長は「いちわ」千歳船橋本店でアルバイトをしていた東京農業大学生の樽谷佳吾さんが務める。

 樽谷さんは「通常はタン1本から取れる4つの部位(上タン、並タン、タンサキ、タンカルビ)1皿に盛る「牛タンの全部盛り」、保健所から生食販売の許可を取って提供しているユッケなどのお薦めがあり、辛口ですっきりした虎マッコリとの相性が抜群だが、緊急事態宣言でお酒を出せなくなったため、アルコールだけが店の良さではなく、ノンアルコールでも肉を楽しんでいただきたいと思い、ノンアルコールメニューだけを充実させてみた」と話す。

ノンアルコールドリンクは、「ノンアルコールビール」「ノンアルコールレモンサワー」(以上539円)、「ノンアルコール塩はちみつサワー」「ノンアルコールバイスサワー」「ノンアルコール梅干しサワー」「ノンアルコール梅酒」「ノンアルコールハイボール風」(以上429円)、「ホッピー外のみ(白・黒)」(330円)がある。

 夜間の時間短縮営業の要請を受け始めたランチは、数量限定の「牛タンシチュー丼」(900円)、「ホルモン3品定食」(1,000円)、「カルビ定食」(1,300円)、「和牛赤身とカルビの相盛定食」「牛タン盛り定食」(以上1,500円)の5種類。それぞれ、肉の増量もできる。

 「将来、自分で経営をしたいという夢がある。アルバイトの時に弁当事業のリーダーを任せてもらったのをきっかけに、この店の立ち上げ時に社長から『チャレンジしてみては』と、学生店長を勧められた。学生時代にこのような経験をできることはありがたく、このピンチをどれだけチャンスに変えるかが今後の人生に大きく関わってくると思う。お客さまがおいしい肉を食べて、楽しく飲めて、幸せになってくれような店にしたい」とも。

 緊急事態宣言中の営業時間は12時~20時。マスク着用、アルコール除菌、咳(せき)エチケットなどを徹底し、こまめに換気しながら営業している。

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