小田急線成城学園駅から徒歩3分の「アトリエ第Q藝術」(世田谷区成城2)2階「cafe & gallery Quo vadis」で11月23日、「林幽弦&山楠えり二人展」が始まった。
カフェ内の展示作品は林幽玄さんの書画と山楠えりさんの絵画。
山楠さんは「ご縁があって林幽弦さんとの二人展になった。お互いの作品を展示しているが、1点、コラボ作品もあるので見てほしい。ここは日本画の巨匠、高山辰雄のアトリエだった一軒家を全面改装して4年前にオープンしたスペース。既存の枠に収まらない第『Q』番目の芸術を生み出す場というコンセプト。私の作風は、広島・宮島の弥山(みせん)や奈良の天川村、伊勢など、古くから人々の心のよりどころとなっているスポットを歩いた時に見えたこと感じたことを描くスタイルだが、そんな自由さを受け入れてくれる懐の深い空間」と話す。
「窓から眺める風景は緑が多く心地いい。林さんのインスピレーションをそのまま書にする作風は私に似ているので、面白い試みになったと思う。コーヒーでも飲みながら、ゆったりした時間を過ごしてほしい」とも。
開催時間は13時~ 19時。11月28日まで。