経堂駅北口の「bar月の花」（世田谷区経堂2、TEL 03-5799-4977）が12月24日、シャンパンを使ったクリスマスカクテルの提供を始めた。

bar月の花の店内

　店主の城間隆志さんは大阪府岸和田市出身。地元の老舗バーで修業を始め、上京後、銀座と青山で15年の経験を積んだ後、経堂に店を構えた。200種類以上の洋酒をそろえるオーセンティックなサービスが基本だが、果物の仕入れを欠かさず、季節のフルーツカクテルは常に10種類前後を用意する。

　城間さんは「年が明けるとコロナが2年目になる。いつになったら本当に落ち着くのか分からないが、クリスマスシーズンは楽しく、おいしく過ごしてほしいと思い、栃木のイチゴ「とちおとめ」、熊本のメロン、山形の「ラフランス」を使う華やかなシャンパンのカクテルを用意した」と話す。

　「経堂は東京農業大学があり、地方の酒造や果樹園など生産者との縁がいろいろ生まれる。この時期は、愛媛の伊予柑、宮崎の金柑、日向夏、熊本の甘夏などのかんきつ類もお薦め。来年も、いろいろなお酒とフルーツの組み合わせを試してみたい」

　営業時間は17時～25時。席数を減らし、マスク着用、アルコール除菌、換気などを徹底して営業している。