経堂・農大通り商店街の関西うどん店「花坊(はなぼう)」(世田谷区経堂1)が現在、春の期間限定メニュー「生のりあんかけうどん」(1,200円)を提供している。
店主の山城裕輔さんは、先代店主の正田辰夫さんから2017(平成29)年に店を引き継いだ2代目で、天ぷら専門店、海鮮居酒屋などの勤務経験がある。手打ちうどんの麺やだしなどの原料と製法は全く変えないが、具や味付けなどを工夫して新メニューに挑戦している。
山城さんは「コロナが長引いて、なかなか先が見えないが、春になり、この季節ならではの食材がおいしい時季になった。浜名湖産の新物の生のりが入ったので、あんかけうどんにしてみた。召し上がってほしい」と来店を呼びかける。
新型コロナウイルスの感染者数増に対応して、テイクアウトも強化。麺つゆ付きの生麺(700円)、すき焼き丼と天丼が選べる、うどんとミニ丼のセット(1,000円)の持ち帰り販売も行う。
「コロナも収まらず大変な世の中だが、旬の新鮮な素材を使った季節メニューに取り組みたい。白魚、ホタルイカ、ワカサギなどの仕入れができれば天ぷらも提供している」とも。
営業時間は11時30分~14時30分、18時~21時。火曜はランチのみ。スケジュールの変更はSNSで発信する。