経堂駅北口・すずらん通りで海外のユニークな文具・生活雑貨などを販売する「stock(ストック)」(世田谷区経堂2)が5月25日で10周年を迎えた。
店主のオギハラナミさんはコラージュ作家でもあり、同店でも扱っている日本の農業資材や海外の包材などを使ったラッピングなども提案。「雑貨&フードラッピングブック」(誠文堂新光社)の著書もある。
オギハラさんは「最初は文京区千石の築120年の長屋で店を始めたが建物の老朽化で取り壊しになり、2014(平成26)年に経堂に移転した。以前経堂にあったカフェギャラリー『ロバロバカフェ』(現在は韓国料理カフェ『モゴ』が営業)によく行き、展示などもしていたため、バー『太田尻家』、文具・雑貨『ハルカゼ舎』などと交流があり、なじみの場所に戻ってきたような感覚だった。アートや雑貨が好きな女性客も多く、すずらん通りの個人店をはしごしてくれるのでとてもありがたい。新型コロナウイルスの影響でどの店も大変だが、街の個人店とお客さんで協力し合ったり、励まし合ったりできて助かっている」と街の雰囲気について話す。
昨年、一昨年はコロナの影響で周年イベントができなかったが、今年は感染対策に気をつけながら開くという。
「ポーチや巾着などのオリジナルグッズも扱っている。1,000円以上の購入でオリジナルの缶バッジかマグネットと「買い付け旅」ミニカードを進呈しているので、気になる方は、フラリとお越しいただければ」とも。
営業時間は12時~18時。火曜・水曜・木曜定休。コロナ禍で営業日の変更もあるため、来店前の確認を呼びかける。