経堂農大通り商店街の創作料理バル「マホラ食堂」（世田谷区経堂1、TEL: 03-6875-9295）が6月14日で4周年を迎えた。

はっさくとギリシアヨーグルトのピンチョ（左）、ホタテとイクラのピンチョ（右）

　店主の内田龍さんは「コロナで本当に大変だったが、ゆっくり動きが出てきて4周年を迎えることができて感慨深い。少しずつ経堂に根づいてきた実感がある。街もお客さまも温かく暖かく、2人の子育てをしながら働いているが、この街で良かったと思う」と振り返る。

　内田さんと妻の鵜沼ユカさんは、学生時代から演劇活動を行う役者夫婦。飲食業の傍らCMやナレーションの仕事も引き受け、演劇関係者も集まり、アルバイトスタッフに若い演劇人を雇ってきた。

　「コロナの前は、2階スペースで役者が戯曲を読むイベントなどを開いてきた。リアルなイベントも戻ってきている。感染に気をつけながらだが盛り上げていきたい」と内田さん。

　今週は4周年記念ウイークとして、イートイン利用客にスパークリングワイン1杯をグラスで進呈している。最終日となる18日は19時から、ピンチョスパーティーを開く。「スペインの一口サイズのおつまみ、趣向を凝らしたさまざまなピンチョスが楽しめるので、ぜひ足を運んでほしい」とも。

　営業時間は18時～23時30分。テイクアウトは11時～18時（受け取りは11時30分～19時）。水曜定休。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、こまめに換気して、3密を避けて営業している。