東京農業大学・落語研究会出身で千歳船橋在住の真打ち・春風亭柳好さんが11月3日、地元の経堂こども文化食堂に寄付金を寄付した。
金額2万3,562円は、10月1日に成城駅北口の成城ホールで開いた「春風亭柳好独演会 芸歴35年プラスワン」で販売したグッズの売り上げの一部。
柳好さんは「コロナ禍が長引き、昨年の芸歴35周年は開催を断念したが、今年は、学生の頃から世話になっている経堂の皆さんのおかげで会が開けた。経堂こども文化食堂は、シングル家庭のお子さんにフードシェアなど食べること以外に、陶芸体験や落語鑑賞、将棋教室、図書カードの提供など、文化体験もサポートしている。わずかな額だが、子どもたちのために役に立てれば」と話す。
「近い将来、独演会を行う際には、子どもたちを招待しようかと考えている。子どもたちにリアルに会に来てもらうことは、古典芸能の未来にもつながると思う」とも。