経堂経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、「経堂のバーが『雨水ソーダ』を使ったカクテル 福井工業大とのコラボで」の記事だった。
千歳船橋クラフトビール・バル「SOUR SWAMP」で開催されたイラストレーターの銭谷耕大さんの展示
この記事は、経堂西通りの「bar月の花」が、福井工業大学の笠井利浩教授が商品化した雨水を使った炭酸水「あまみずソーダ」を使ったハイボールなどのカクテルを提供することを伝えたもの。雨水の有効利用は、災害時の衛生問題や将来的な水不足の課題解決に注目されており、SDGsにも合致する環境問題とも親和性の高い記事が注目を集めた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 経堂のバーが「雨水ソーダ」を使ったカクテル 福井工業大とのコラボで(6/19)
2. 千歳船橋のクラフトビール・バルでイラスト展 美大出身の店主が企画 (2/22)
3. 経堂農大通りの創作料理バル「マホラ食堂」が5周年 役者夫婦が切り盛り(6/14)
4. 経堂・ちとふなこども将棋教室、子ども食堂と連携して半年 春で15周年に(2/7)
5. 経堂西通りのギャラリー「離岸」に金沢の迎春菓子 唐津焼の器販売も(1/5)
6. 経堂の文具・雑貨店「ハルカゼ舎」が14周年 地域のつながりで作家ものも(2/6)
7. 経堂西通りのラーメン店「まことや」が19周年 旬の食材メニューに意欲(2/8)
8. 経堂こども文化食堂、全国の子ども食堂にフードシェア 落語会の売り上げ充てる(4/3)
9. 経堂でかつお節伝道師の新刊イベント かつお節削りワークショップも(5/8)
10. 経堂で信州・諏訪を知るイベント 映画「怪物」などのロケ地紹介も(5/29)
2位には、千歳船橋のクラフトビール・バルでのイラスト展の記事。経堂かいわいと小田急線沿線でクラフトビール提供店が増え、若い世代の人気をつかむトレンドを反映したものと見られる。
3位は、経堂農大通りの創作料理バル「マホラ食堂」が5周年を迎えたことを伝える記事だったが、4位に経堂・ちとふなこども将棋教室が15周年、6位に文具・雑貨店「ハルカゼ舎」が14周年、7位に経堂西通りのラーメン店「まことや」19周年の記事がランクインするなど、地元密着型の個人店や教室の人気の高さがうかがえた。
経堂経済新聞では今後も経堂エリアの街の変化を伝え、街の出来事を未来に向けてアーカイブしていきたい。