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経堂のイベント酒場で「ひとおけブックス」 ケロリンのおけを本屋に

ビールを飲みながら「ひとおけブックス」を運営中の岡部敬史さん

ビールを飲みながら「ひとおけブックス」を運営中の岡部敬史さん

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 経堂在住の編集者・著述家の岡部敬史さんが7月19日、経堂駅北口のイベント酒場「さばのゆ」の店内で、飲食中の客が小さな本屋を開業できる仕組み「ひとおけブックス」を初めて行った。

岡部さんの「ひとおけブックス」

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 岡部さんは「さばのゆは、すずらん通りにあった銭湯・塩原湯で落語会などを開いて商店街を活性化していたライターの須田泰成さんが、塩原湯が廃業した翌年の2009(平成21)年に『銭湯のような街の社交場を残したい』と立ち上げた交流型の飲食店。ライブや落語会なども開き、富士山の絵やケロリンのおけがあるのが特徴。本が好きな人や本を作る人もたくさん集まるので、『何かできないか』と常連を交えて話していたら、ケロリンのおけを書店に見立てるとかわいいし、カウンターで売ると面白いという話になった」と経緯を話す。

 「ひとおけブックス」は、飲食に訪れた客なら誰でもオープン可能。店のスタッフに希望を伝えると、ケロリンのおけを借りることができ、レンタル料は「さば」にちなんで38円。各自が好きな本を好きな値段で売ることができ、店は販売手数料を受け取らない。

 「本がきっかけとなって、初めて会う人とスムーズに話が弾むのが発見だった。ビールを飲みながらほろ酔いになると楽しく盛り上がり、目の前にある本を読んでみようかなという気分になるようで、初めての試みなのに2冊売れたのも驚きだった。カウンターで隣り合う他のお客さんがオープンする本屋が今から楽しみ」とも。

 現在、同店にあるケロリンのおけは8個。イベントや営業スケジュールはSNSで確認できる。

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