経堂西通りのたい焼き店「小倉庵」(世田谷区経堂2、TEL 03-3439-0088)が12月1日から、新メニュー「あんバター鯛(たい)焼き」を定番メニューにした。
「あんバター鯛焼き」は、焼き上がり直後の鯛焼きにバターを投入したもの。バターの塊は熱い(あん)餡に触れると溶けてしまうため、賞味期限を60秒に設定。店内のベンチですぐに食べることを推奨している。
大東正人社長は「バターを入れるアイデアは、経堂の常連さんに1年前からリクエストされていたが、オペレーションがややこしくなるので断っていた。しかし、9月、経堂店の店長がどうしても実現してあげたいと言い始め、研究を重ね、メニュー化。それから3カ月、オペレーションも慣れて、仕上がりもうまくなった。お客さまの評判が良いので、正式にメニュー化することにした」と経緯を話す。
価格は1枚250円。カスタードや、日替わり餡にも50円でバターを追加できる。下高井戸にも支店があるが、バターは経堂店限定。
「これから冬本番なので、バターの風味と餡のハーモニーを楽しんでほしい」とも。
営業時間は11時30分~19時30分。雨天の場合は休みあり。