世田谷線・宮の坂駅前に本場アメリカ西海岸スタイルで提供するハンバーガー専門店「MANDOLIN Hamburger Kitchen(マンドリン ハンバーガーキッチン)」(世田谷区宮坂1、TEL 03-6325-7870)がオープンして1カ月半になる。
店主の今村治樹さんは福岡県出身。アメリカで暮らす叔父に会うため小学生のころから渡米を経験。現地の音楽やアート、食が好きになり、フランス料理店での修業を経て、文京区内にあるハンバーガー専門店の店長を務めた後、独立した。
基本のハンバーガーは、保存料を使わない手作りバンズに牛肉100%バーガー、トマト、レタス、玉ネギのレリッシュを挟んだもので、フライドポテトとのセットが1,150円。他のバーガーとフライドポテトのセットは、ダブルバーガー(1,500円)、チーズバーガー、アボカドバーガー(以上1,300円)、エッグバーガー(1,250円)など。バンズとクリーミーマヨネーズは自家製で、チェダーチーズはアメリカ産。ハンバーガーとサラダのセットもある。
今村さんは「現地の普通の人が行く屋台のごはんが本当においしい。数年前、カリフォルニアで友人に教えてもらい食べたバターミルクフライドチキンが衝撃的で、研究を重ねてメニューに加えた。底が深いフライヤーで揚げるディープフライではなく、浅いフライパンで揚げるアメリカ南部のパンフライドチキン(pan-fried chicken)。本場の味をぜひ」とこだわりを話す。「一つ一つ注文を受けてからの手作り。テークアウトにも対応しているので、気軽に立ち寄ってほしい」とも。
営業時間は8時~15時。夜営業の居酒屋を間借りで営業している。