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すずらん通りの中華店がテークアウト専用メニュー 消費税10%時代に対応

自家製ジャンボもち米入りシューマイ(3個540円)を仕込む店主の陳勇さん

自家製ジャンボもち米入りシューマイ(3個540円)を仕込む店主の陳勇さん

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 経堂駅北口・すずらん通りにある中華料理店「華味屋」(世田谷区経堂2、TEL 03-3427-2832)がテークアウト専用メニューの提供を始めて2カ月がたった。

揚州炒飯(1680円)

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 テークアウト専用メニューは自家製ジャンボもち米入りシューマイ(3個540円)、サバ黒酢煮(980円)、カレイ(白身魚)、唐揚げ(以上680円)の3種類。ラーメンなどの汁物以外は、マーボー豆腐(650円)、五目焼きそば(850円)、揚州炒飯(1,680円)などの通常メニューもテークアウトに対応する。

 店主の陳勇さんは「10月から消費税が上がり、街の中華料理店の経営を取り巻く環境も変化している。外飲みの回数を減らし家飲みする人も少なくない。それで冷めてもおいしい、お酒に合う料理をテークアウト対応することにした」と理由を話す。

 陳さんは、刃物の生産が盛んで古くから食文化が発達した中国・揚州で料理人の一家に生まれた。揚州で修業した後、20代で日本へ。ホテルの中華レストランや祖父が経営していた世田谷区砧の環八沿いにあった「梅江飯店」(現在は梅ケ丘に移転)での勤務を経て、2004年4月に同店を創業した。

 「自分の子どもたちも地元の小学校に通い、PTAで知り合ったお父さん、お母さんたちとも仲が良い。経堂の人においしいものを食べてもらいたい。自家製ジャンボもち米入りシューマイは仕込みに2日かかる揚州独特の料理。ホームパーティーや晩酌のつまみに」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時30分

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