喫茶店「Putter(パタア)」(世田谷区経堂1)が3月24日、経堂農大通りにオープンした。席数は10席。
店主の水井俊充さんは経堂生まれで、長年会社員として働いた後、下北沢の喫茶店「透明薔薇(ばら)」(北沢2)の運営を手伝ったのをきっかけに喫茶店の自営を志した。物件探しでは吉祥寺や三軒茶屋なども候補に検討したが、最終的に、生まれ育った経堂で縁のある物件と出合い、開業を決めた。「喫茶店はわざわざ遠くまで行く業態ではない。その場に人がたくさんいることが大事で、経堂はそれが満たされている街」と水井さんは話す。
当初は昭和レトロ調の渋い雰囲気を想定していたが、実際の物件は明るい大きな窓が印象的な北欧テイスト。「中途半端にいじるより、そのまま生かした方が良い」と判断し、前店舗の造りをほぼそのまま引き継いだ。10席ある座席は、テーブル間の距離をあえてゆったり取り、「居心地の良い空間を目指す」という。
メニューは、ドリンクとデザートのみ。ワンオペで無理せず営業できるスタイルとし、フードは原則、提供しない。4種類用意するデザートは、チーズケーキ(700円)やコーヒーゼリー(550円)など全て手作りで、ドリンクはコーヒー、紅茶(以上600円)、自家製レモネード(650円)など7種類を用意する。アルコールは、店で使うコーヒー、レモネード、紅茶を使った「コーヒー焼酎」「レモネードサワー」(以上700円)、「紅茶ハイ」(650円)など9種類をそろえる。「会社帰りにサクッと飲める場としても気軽に使ってほしい」と話す。
店名の「パタア」はゴルフ歴約20年の水井さんが「パター」から着想した。Putterには、「街をブラブラする、ダラダラ過ごす」という意味もあり、喫茶店のコンセプトに重なることや「響きがかわいい」ことも採用の決め手となった。
営業時間は12時~20時。木曜定休。