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経経の年間PV1位は「中華日和」の再オープン 「小倉庵」「高知酒場」も

「中華日和」の店主・山下清実さん

「中華日和」の店主・山下清実さん

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 経堂経済新聞の2019年PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、千歳船橋の中華料理店「中華日和」が再オープンしたことを伝える記事だった。2位は経堂の行列のできる「たい焼き」店「小倉庵」が下高井戸支店を出した記事だった。

「小倉庵・下高井戸店」の店先とスタッフ

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 ランキングは、今年8月1日から12月12日までに配信したヘッドラインニュースからPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 千歳船橋の中華料理店が再オープン 森繁久彌さんゆかりの場所に(9/12)

2. 経堂の「たい焼き」店が下高井戸に支店 本店と同じ日替わりメニューも(9/21)

3. 経堂・農大通りの居酒屋、週2で「高知酒場の日」 高知メニューをワンコイン(8/21)

4. 世田谷線・宮の坂駅前にハンバーガー専門店 アメリカ西海岸のスタイルで(11/21)

5. 経堂・奥すずらんにキーマカレー専門店「スパイス婆ちゃん」 元新聞記者が開く(8/2)

6. 経堂・すずらん通り「スタンド八九」が1周年 北海道のソウルフードも(8/16)

7. 東京農大で学園祭「収穫祭」 大根のチャリティー配布と発酵食品の模擬店も(11/3)

8. 経堂に夏限定のかき氷店 地元ママらが浴衣姿で接客(8/7)

9. 経堂のヘッドスパ専門店が9周年 廃業した店の名前を継承(8/9)

10. 経堂のラーメン店が「冷やし中華 終わりました」 悲しむ客に配慮(9/25)

 1位の千歳船橋の中華料理店「中華日和」の再オープンは9年半かいわいで親しまれた店が「物件が決まらず復活は難しいのでは?」という心配を乗り越え1年9カ月のブランクを経て再開というドラマのある記事。再開後は「あの味が食べられなくて悲しかった」という地元客が集まった。

 2位は9月4日にオープンした「小倉庵・下高井戸支店」を紹介する記事。行列のできる店の下高井戸進出ということで開店前からうわさが高まっていた。

 3位は経堂・農大通りの居酒屋「らかん茶屋」が週2回行う「高知酒場の日」。この記事もグルメ関連。トップの写真が高知・室戸から届いた鮮魚の刺し盛りと大将オススメの日本酒「南」。「試飲を見て初めて来たお客は結構いる」と店主から聞いた。

 他には世田谷線・宮の坂駅前のハンバーガー専門店や奥すずらんのキーマカレー専門店、北海道のソウルフード「ホンコン焼きそば」を提供するバー、大根おどりが有名な東京農大の学園祭「収穫祭」の発酵食品を扱う模擬店の記事などもランクイン。全国の日本酒・しょうゆ・みそなどのメーカーや農業関係者の師弟が集まる同大学があり、各地の生産者と直接つながる飲食店が多い経堂の街らしい「食」関係のトピックに人気が集まった。

 10位以下では、チェコ・ドイツ・ポーランドの古いもの蚤(のみ)の市(11位)、経堂・農大通りのバルで演劇人が「戯曲を読む会」(18位)など、アート、演劇など文化に関わり暮らす人が多い地域柄を反映する記事。経堂の洋食店が児童養護施設とコラボして子どもの絵を元に秋の限定メニュー(12位)、こども食堂に売り上げを寄付した缶詰メーカーの交流イベント(15位)、東北復興を支えたサバ缶つまみ 経堂「きはち」の名物メニューが9年目(16位)、10月の台風15号後に地元飲食店チームが被災地の南房総市に缶詰800個を届ける支援(20位)など、東日本大震災後、津波で壊滅状態に陥った宮城県石巻市の缶詰メーカー・木の屋石巻水産の復興を地元飲食店の協力で応援した人情の街・経堂らしい記事も。

 経堂経済新聞は2020年も経堂の経済ニュースだけでなく、街ネタを中心にビジネス&カルチャー情報を届けていきたい。

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