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経堂・農大通りの牛タン酒場が冬の新メニュー「焼きしゃぶ鍋」

「霜降り牛タンの焼きしゃぶ鍋」(1,680円)

「霜降り牛タンの焼きしゃぶ鍋」(1,680円)

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 経堂農大通り商店街の「牛タン大衆酒場 べこたん」(世田谷区経堂1、TEL 03-5426-2823)が12月、冬のオリジナルメニュー「霜降り牛タンの焼きしゃぶ鍋」(1,680円)の提供を始めた。

「牛タン大衆酒場 べこたん」店内と店主の伊藤優祐さん

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 店主の伊藤優祐さんは愛知県名古屋市出身。両親、兄弟が公務員という一家に育ち、教員になるため大学に進学。しかし飲食店でのアルバイトを通じて自分の店を持ちたいと考えるようになり上京。土地勘のない東京で初めて住んだ街が経堂だった。

 「勘当覚悟で名古屋を離れたので必死で働いた。海鮮料理、焼き鳥、炭火焼き、イタリアン、牛タン料理などいろいろ経験した後、当時所属していた会社が経堂に出店するというので志願して店長になり、それを自分が引き取るかたちで独立した」

 ドリンクは生ビール(290円)、サワー類(190円~)、ハイボール(290円)、ワイン(390円)、焼酎(430円~)など。フードは「霜降り牛タンの炙(あぶ)り」(1,390円)、「とろける茹(ゆ)でタン」(990円)、「牛タンのたたき」(790円)、「牛タンの肉ずし」(990円)など牛タンを使ったオリジナルメニュー数は系列店の2倍あり、「梅水晶」(430円)、「牛すじ煮込み」(490円)などの居酒屋メニューもある。

 「自分が経営者になると同じ街の飲食店経営者に親近感が湧いてきた。行きつけの店の会話からサービスのヒントをもらうことが多い。新メニューは真ん中の豆乳スープを野菜と牛タンが囲む鍋。基本は牛タンをしゃぶしゃぶ、野菜と一緒にスープに入れて鍋にもでき、焼いてもいい。締めの雑炊や麺も追加可能。このアイデアも仕事終わりにバーのカウンターで飲んでいる時に思いついた」とメニュー開発の経緯を話す。

 「仕入れも特殊な食材以外はなるべく経堂の縁を大切に調達するようにしている。経堂は魅力的な店が多いので、末永くこの街で商売を続けて暮らしたい」とも。

 営業時間17時~24時(金曜は17時~翌5時、土曜は12時~翌5時、日曜は12時~24時)。

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