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経堂に新物・金華サバ缶 今年も10店舗で石巻の味を届ける

「木の屋石巻水産」の鈴木誠さんと「らかん茶屋」の店主・加藤輝男さん

「木の屋石巻水産」の鈴木誠さんと「らかん茶屋」の店主・加藤輝男さん

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 経堂・農大通りの居酒屋「らかん茶屋」(世田谷区経堂1、TEL 03-3429-2230)に1月16日、宮城県石巻市から今季初となる金華サバの缶詰が到着した。届けたのは木の屋石巻水産の社員・鈴木誠さん。同社のサバ缶は2010年から経堂の飲食店で親しまれ、定番メニューとして提供されてきた。

金華サバの焼きサバ鍋にカキをトッピングした「かきさば鍋」(1680円)。写真は二人前

 2011年3月、東日本大震災による津波で石巻港の沿岸にあった同社が壊滅的な被害を受けた時、経堂の飲食店主たちが中心となり工場跡地に埋まった泥まみれの缶詰を運び、洗って売る復興支援活動を実施。同年末までに22万缶が義援金と交換された。2013年に工場を再建、2015年に震災前の売り上げが復活。その後も売り上げが伸び続けている。

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 鈴木さんは「缶詰を洗って売る活動と並行して、経堂の飲食店が弊社の商品を仕入れてメニュー化する流れができた。『dancyu』にサバ缶料理が掲載されたガラムマサラのようにメディア取材を受ける店も多く、全国の飲食店から問い合わせが来るようになった」と振り返る。

 「らかん茶屋」は、夏の限定メニュー「サバ缶チゲ」(950円)などに金華サバ缶を活用してきた。サバを使ったメニューは、「焼きサバ鍋」(1,480円)、「サバ竜田揚げ」「サバ唐揚げポン酢」(以上580円)、「サバやな川」(680円)、「トロサバ丼」(800円)、「サバにぎりずし」(150円)など10種類。

 「弊社創業のきっかけであるクジラも頻繁に仕入れてくれている。業務用に使いやすくしたクジラステーキ肉を使ったクジラカツと竜田揚げ、ベーコンなどの定番から大和煮缶詰を使ったクジラの柳川風など意外な創作メニューもあり、クジラ普及のヒントをもらっている」

 ランチタイムは、「トロサバ丼と鶏の唐揚げ」「サバの竜田揚げと刺し身」「サバ塩焼きと刺し身」(以上880円)など、同社関連メニューだけで10種類。

 「らかん茶屋のように弊社商品を取り扱う店は、経堂で『木の屋メニューの店』と呼ばれている。現在10店舗あるが、我々社員も飲みに行き、親しい付き合いをしている。本当の意味でのファンになってくれているのがありがたい。この経堂モデルを大切にして全国に広げていきたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時。

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