経堂西通りの醸造施設併設のビアバー「後藤醸造」(世田谷区経堂2、TEL 03-6751-0698)が2月上旬から、隣接するたい焼き店「小倉庵」(同、TEL03-3439-0088)の「あん」を原料とするオリジナル手造りビール「たいやきセゾン」を提供する。
夫の後藤健朗さんと同醸造所を営むゆきこさんは「昨年、当店アルバイトの東京農業大学4年生から『卒業制作にあんこを使った新作ビールを造りたい』と相談を受けた。小倉庵の大東さんに話すと二つ返事でOKしてくれ、年末に仕込んだ。お隣と初のコラボ商品でもあり、経堂発で盛り上げたい」と商品開発の経緯と意気込みを語る。「あんの糖分はアルコール発酵の過程で分解されるため、甘みは無くなる」という。
「新作ビールを出す時はいつも自分でイメージポスターを作るが、今回は小倉庵と後藤醸造のコラボにお客さまも関わると面白いと思い、ポスターを公募することにした」と言う。公募の詳細は同醸造所のツイッターで告知している。
営業時間は15時~22時(日曜は13時~21時)。月曜・火曜定休。