
ビンテージ家具とアートのショップ兼ギャラリー「COMMON UNCOMMON(コモン アンコモン)」(世田谷区経堂5)が3月8日、経堂の城山通り沿いにオープンした。
スタイリスト兼ディレクターである山田直樹さんは「2年ぐらい前からインドに家具の買い付けに行っていたが、公共施設で使われていたビンテージ家具を購入するルートを確保するのが難しかった。それが安定的にできるようになり、倉庫が必要だという話からショップ兼ギャラリー開業に発展した」と経緯を明かす。
店舗面積は約100平方メートル。天井が高く、城山通りに面した大きな窓がある店内に、インドとヨーロッパに買い付けに行って調達してきたビンテージ家具とガラス小物を中心にレイアウトしている。ビンテージ家具にガラス小物を組み合わせることで現代性を演出する意図があるという。
立地について、山田さんは「世田谷に住んでいるので、住民の感度の高さは理解している。ただ、単価が高い商品なので、エリアで絞ったというよりは、この建物のように元が材木店だったので天井が高く、それにより自分が創りたい空間を創り、見せたい見せ方ができることを重視した」と話す。
バイヤー兼ディレクターである並木温男さんは「ビンテージ家具は1万円程度のスツールから300万円を超えるダイニングテーブルまで幅広い価格帯の商品をそろえている。小物は4,000円程度の食器や花瓶、灰皿などもある。今後も定期的に海外に買い付けに行く中で、商品の充実を図りつつ、売れ行きに応じて商品の価格帯も見直していきたい」と話す。
営業時間は12時~19時。木曜定休。