東京農業大学世田谷キャンパス(世田谷区桜丘1)で6月13日、世田谷通りに面した新エリア「農と水の森」のお披露目イベントと田植え実演が行われた。同大が推進する「農ある風景のキャンパスづくり」の一環で、新たに完成した水田・ビオトープエリアが地域に開かれた「学びの聖地」として始動した。
式典では、江口文陽学長がプロジェクトの趣旨を説明した後、新エリアの名称をお披露目。今後は水田での生物調査や観察会、収穫、マルシェ、餅つきなど、四季を通じた教育的活動を継続的に展開していく予定。
同大の名物である全学応援団の「青山ほとり(大根踊り)」演舞に続き、田植えには特別来賓として歌手の小林幸子さんとタレントの川瀬良子さんが参加。猛暑対応型の新品種「にじのきらめき」をはじめ、赤米・黒米など複数品種の苗を、学生や教職員、近隣の稲花小学校の児童らと共に植えていった。
新潟県出身で農林水産省「お米大使」も務める小林さんは「この水田の応援団長として頑張りたい」とあいさつし、終始笑顔で田植えに参加した。途中、泥に足を取られてよろけた際には、隣にいた江口学長がとっさに支える場面もあったが、最後にはバランスを崩して膝をついてしまった。応援団の演舞には目を輝かせ、太鼓の音から始まる伝統的な演舞に感動した様子だった。