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経堂のイベント酒場で講談の会がスタート 清水次郎長生誕200周年で

「任侠マンデー~週の初めに義理人情~」のお知らせと会場さばのゆの富士山画

「任侠マンデー~週の初めに義理人情~」のお知らせと会場さばのゆの富士山画

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 講談師の神田京子さんが2月3日、経堂のイベント酒場「さばのゆ」(世田谷区経堂2)で講談の会「任侠マンデー~週のはじめに義理人情~」を行う。

神田京子さん

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 今年は幕末の侠客・清水次郎長の生誕200年。演目は「清水次郎長伝 次郎長生い立ち」を選んだ。

 神田さんは「昨年、友人の縁があり経堂を訪れた時、昭和の商店街が残っていて、個人店の経営者たちが長屋のような助け合いをしながら暮らしているのを見て驚いた。東日本大震災で大きな被害のあった石巻の復興にも力を尽くしたと聞いた。昔ながらの義理と人情が濃く残るこの街から講談を発信したいと思った」と企画の経緯を話す。

 「ゲストは神田愛山先生。演目の結城昌治原作『斬に処す』より『無宿人勝蔵』は、甲州で大きな勢力を誇った幕末の侠客・黒駒勝蔵の話。実は、勝蔵の一派は世田谷のボロ市に甲州の産品を運んで商売をしていたらしく、近隣の神社に宿泊した記録が残っていると経堂の居酒屋で聞いた。そこにも縁を感じる」と神田さん。

 「講談は聴くと元気の出る人間ドラマ。映画を見るように来てほしい」とも。

 19時開場、19時30分開演。木戸銭は2,500円(当日券あり)。

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