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経堂で春日太一さんの新刊イベント 初心者も楽しめる時代劇入門

新刊「時代劇入門」を手にする春日太一さん

新刊「時代劇入門」を手にする春日太一さん

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 映画史・時代劇研究家の春日太一さんが3月7日、経堂駅北口のイベント酒場「さばのゆ」(世田谷区経堂2)で新刊「時代劇入門」(KADOKAWA)の出版記念イベントを行った。

「時代劇入門」の書影

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 同書は、春日さんが2018(平成29)年7月から「さばのゆ」で10回に分けて行った「時代劇入門講座」の内容に大幅な加筆をして仕上げたもの。

 春日さんは「時代劇は本来、魅力的な光り輝くもの。多種多様な物語があり、夢中になって楽しめる作品がたくさん残っている。しかし、ある時期からワンパターンの勧善懲悪がイコール時代劇という誤解が広がるようになり、時代劇というだけで敬遠する人が増えてしまった。その間口を広げるのが僕の役割。この本が一冊あれば時代劇のことが分かるという、初心者が楽しめる事典のようなものを作りたかった」と、執筆の動機を語る。

 構成は5部から成り、「時代劇は気軽にミーハーに楽しんでほしい」という春日さんのメッセージを含むガイダンス、歴史、ヒーローやスター、監督、原作者など時代劇を支えてきた人たち、忠臣蔵、忍者、大河ドラマといった重要テーマ、そして時代劇の醍醐味(だいごみ)であるチャンバラについて書かれている。巻末には初心者が殺陣(たて)の楽しみ方を知る入口に最適な作品として「機動戦士ガンダム」を取り上げ、同作品の富野由悠季監督への特別インタビューを新たに収録している。

 「実は今、時代劇を見るには恵まれた時代。動画配信サービスを利用すれば、好きな時間に、驚くほどさまざまな作品を楽しめる。この本は時代劇の用語辞典、固有名詞辞典でもあるので、作品やスター、監督などの検索にも利用して、どんどんいろんな時代劇を見てほしい」とも。

 価格は900円(税別)

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