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経堂の焼きとん酒場、日本酒・ワインなどの量り売り開始 好きなお酒を1合から

日本酒と焼酎のライナップは日替わり。真ん中のボトルは長野県の大雪渓酒蔵から届いた量り売り用、1合180ml(左)、300ml(右)の空き瓶。

日本酒と焼酎のライナップは日替わり。真ん中のボトルは長野県の大雪渓酒蔵から届いた量り売り用、1合180ml(左)、300ml(右)の空き瓶。

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 経堂駅北口の焼きとん酒場「きはち」(世田谷経堂2、TEL 03-3429-8121)が期限付酒類販売業免許を取り、日本酒や焼酎、クラフトビールなどのテークアウト販売を始めて2週間がたった。

きはちが期間限定で販売するクラフトビールと自家製レモンサワーの素(キンミヤボトル入り)。

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 店主の八十島翔さんは「新型コロナウイルスの影響により営業自粛を行い、売り上げが激減した。テークアウト販売メインの営業にしたが、お酒の売り上げがないとダメージが大きい。同時にテークアウトを買って応援してくれる常連は元々、うちのお酒のセレクトが好きで串焼きやつまみとのマッチングを楽しんでいたため、『お酒もテークアウトしたい』との声があった。今回、国税庁が特例でお酒の持ち帰り販売を認める免許を交付すると聞き、早速、詳しい人に教えてもらい申請した」と、導入の経緯を話す。

 免許が交付されると八十島さんは、家族ぐるみの付き合いがある長野県の大雪渓酒蔵から1合180ml、300mlの空き瓶を入手。日本酒、焼酎、果実酒、国産ワイン、国産ジンなどの量り売りを開始した。

 「量り売りの良いところは、好きなお酒をちょっとずつ楽しめるところ。家飲み用に一升瓶や4合瓶を買うと飲みきれないこともあるし、いろんな種類を楽しめないという若い女性客の声も参考になった。量り売りの導入で売り上げがそれほど良くなるわけではないが、経堂はいろいろな店のおいしいテークアウトが楽しめる街。好きなお酒と料理をいろいろな組み合わせで楽しむ豊かな家飲みライフをお手伝いしたい。詳しいラインアップはブログが参考にしていただければ」とも。

 緊急事態宣言を受けて、テークアウト営業は17時~19時30分。火曜と祝日の月曜は定休。店内営業は事態が改善するまで休み。

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