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下高井戸シネマ営業再開 経営難に有志のカンパも

1席ずつの間隔を空けて全64席で運営する下高井戸シネマの館内

1席ずつの間隔を空けて全64席で運営する下高井戸シネマの館内

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 京王線・下高井戸駅東口の下高井戸シネマ(世田谷区松原3、TEL 03-3328-1008)が6月1日、緊急事態宣言を受けて休止していた営業を再開した。

下高井戸シネマ支援の説明書を持ってカンパを募る飯田光代さん

 再開に当たっては、館内でのマスク着用の徹底、整列時に間隔を空ける、ブランケットの貸し出し休止、消毒液の設置、大声でのおしゃべりの禁止、上映作品の入れ替えごとに換気の実施、発熱や咳(せき)など体調不良の人の入館禁止など、観客とスタッフの感染症予防対策を徹底。座席も1席ずつの間隔を空けて全64席で運営する。

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 22年前から同館に関わり「優れたドキュメンタリー映画を見る会」を行い、今年3月に上演されたドキュメンタリー映画「ゆうやけ子どもクラブ!」を手掛けた経堂の映画配給会社ピカフィルムの飯田光代さんは「心に残る数々の洋画、邦画から、夏休みの子どもの映画、社会派のドキュメンタリーに至るまで、下高井戸シネマのおかげで地元にいながら気軽に良質な映画を見ることができた。今回の再開はとてもうれしい」と喜ぶ。

 同館は新型コロナウイルスの影響で2月から客数が激減したため、クラウドファンディングで急場をしのいだが、4月から2カ月間休止のダメージは大きく、再オープン後は客席数を減らすため、しばらくは経営難が予想される。

 「行政の給付金も施設の維持には充分ではない。今は誰もが大変な時期だが、映画を通して私たちにたくさんの勇気と希望を与えてくれた下高井シネマにエールを贈るため1口1,000円のカンパを始めた。22年前も閉館の土壇場で下高井戸商店街振興組合の前田勝弘さんたちの尽力で地元密着の映画館が残った。経堂や下高井戸かいわいは人情豊かな人のつながりが残るエリア。今回も頑張って地域の文化を守りたい」

 カンパは下高井戸シネマでも直接受け付ける。

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