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経堂の中華料理店にコロナ対策ボード 感染者増を受けマスターが手作り

「華味屋」の座席間の感染対策用ボード。ドアや窓を開放して、換気に気を配る。

「華味屋」の座席間の感染対策用ボード。ドアや窓を開放して、換気に気を配る。

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 経堂駅北口・すずらん通りにある中華料理店「華味屋」(世田谷区経堂2、TEL 03-3427-2832)が8月3日、店内に新型コロナウイルス感染対策用ボードを設置した。

「華味屋」の「海老入り野菜タン麺」と感染対策用ボード

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 新型コロナウイルスの影響で3月から宴会予約が無くなり売り上げが激減した同店は、4月の緊急事態宣言以降はテークアウトのみの営業とし、6月から段階的に店内営業を再開してきた。

 店主の陳勇さんは「5月末に緊急事態宣言が解除されたので少しずつ対策を取りながら店を開けたが、宴会は全滅のまま。お客さんが戻ったとは言えない。冷たい麺やスタミナメニューをテークアウトに加えるなど工夫を続けてきたが感染者数は増え続け、外食を敬遠するお客さんは少なくない。安心して来ていただきたいと思い、ホームセンターに材料を買いに行き、テーブルの間に置く感染対策用ボードを作った」と経緯を話す。

 「暗いニュースとストレスの多い夏になった。暑さでバテないように、豚ヒレ肉200グラムと野菜を炒めた定食、鳥レバーを使った玉ネギ炒めなどスタミナメニューを増やしテークアウトにも対応している」とも。

 8月3日以降は都の要請を受け、ランチ=11時30分~13時30分、ディナー=18時00分~22時で営業している。テークアウトは電話予約を推奨。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、ドアを開け換気しながら営業している。

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