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歴史ライター、経堂から豪雨被害の熊本・人吉を応援 収益の一部を現地に寄付

上永哲矢さん(左)と蓑毛(みのも)鍛冶屋・十代目の勇さん。

上永哲矢さん(左)と蓑毛(みのも)鍛冶屋・十代目の勇さん。

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 歴史ライター、温泉作家の上永哲矢さんが7月30日、経堂駅北口のイベント酒場「さばのゆ」(世田谷区経堂2)で、7月に豪雨被害が甚大だった熊本県人吉市の応援トークイベントをオンライン配信も交えて行った。

「熊本・人吉」応援オンラインイベントのキービジュアル

 上永さんは近年、2016(平成28)年の熊本地震で被災した熊本城をはじめ同県内を取材。人吉市は昨年、雑誌の特集をきっかけに訪れた。

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 「人吉は城などの史跡、歴史がとても興味深い土地。江戸時代が終わるまで670年も相良氏が変わらず治め続けたせいか、独自の雰囲気、他の地域にはない魅力がある。しかし、7月の豪雨による増水は街の観光地、産業、人々の暮らしを破壊して、復興には時間がかかる。コロナ禍でボランティアが集まらないと聞く。東京から何かできることしたいと思った」と開催の経緯を話す。

 トークの内容は、上永さんが訪れ印象深かった土地と人の紹介。人吉城、青井阿蘇神社、包丁や農具を手がけ十代続く蓑毛(みのも)鍛冶屋、居酒屋・京だる、人吉温泉元湯などの温泉、米焼酎の繊月酒造の写真を見せながら魅力を語り、同時にそれぞれの被災状況の説明も行い、現地から上永さんに届いたメッセージも紹介した。

 「人吉という名前の通り人が良く、史跡、温泉、飲食店でも本当に良くしてもらったが、青井阿蘇神社は国宝の本殿も修復が必要になり、蓑毛鍛冶屋は建て替えを余儀なくされ、人吉温泉元湯や居酒屋・京だるは営業休止となっている。電話をかけてみると、幸い皆さん声が明るくホッとしているが、被害の大きさを考えると継続的な応援が必要。さまざまなクラウドファンディングも立ち上がっているので、コロナで現地に行けなくてもやれることはあると思う」

 オンラインイベントの収益は全て被災地に寄付する。上永さんは自身のホームページでも引き続き応援を呼び掛ける。

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