経堂すずらん通りの「五島うどんと酒菜 はちびら」(世田谷区宮坂3、TEL 03-6325-4089)が3月5日、長崎・五島産のスナップエンドウなど春の味覚の提供を始めた。
同店は22年前に下北沢で無国籍料理店「HACHi ViLLA」として創業。8年前に経堂に移転し、現在は長崎の五島手延うどんと現地の食材中心のメニューを提供している。
おかみの中村千絵さんは「五島を好きになったのは、12年前の五島旅行がきっかけ。五島は長崎の西100キロにある大小150ほどの島々から成る地域。海も陸も豊かで、おいしいものがたくさんある。スナップエンドウは元々好きだったが、五島産のを食べると、味の濃さ、甘味、食感などに驚いた。他にも、いろんな食材が届いているので、味を知ってほしい」と話す。
「冷やしうどんセット」「特製カレー南蛮つけ麺」(以上、昼900円、夜1000円)など、五島うどんメニューは一部テークアウトに対応。五島うどんの乾麺パック(550円)、アゴ煮干しの「自家製アゴだしつゆ」(400円)も販売する。
「日本三大うどんの一つといわれる五島うどんはツルツルした食感にのど越しも良く、現地のアゴだしで食べるのがおいしい。お酒の〆にもピッタリなので、五島食材のおつまみで飲んで、うどんというコースもお薦め」とも。
時短営業中は12時~14時、16時30分~21時(酒類の提供は20時まで)。火曜定休。マスク着用、アルコール除菌などを徹底し、ドアを開け換気しながら営業している。営業日時の変更はSNSで知らせる。