東京農業大学(世田谷区桜丘1)が9月30日、卒業生が同大との絆を深める目的で2001年に始めた「ホームカミングデー」を4年ぶりに開催する。
同イベントは、1部(11時~12時30分)と2部(13時~15時予定)に分けて、それぞれ別の会場となる。
第1部は、百周年記念講堂で開催。学長あいさつ、全学応援団リーダー公開、基調講演などを予定し、事前申し込みは不要。第2部は、国際センター2階で開催。卒業生の特別講演会を行う予定で、事前申し込みが必要となる。
第2部を企画した同大コミュニティー運営代表の石川威弘さんは「今回のイベントは、学内の農大サポートの協力を得て、農大卒業生有志が集まり企画した。サザコーヒーを全国展開する鈴木太郎さん、狛江に本店がある酒販店『籠屋 秋元商店』4代目・秋元慈一さん、6次化プロデューサーとして全国の農業の産業活性に取り組む新谷梨恵子さん、北海道オホーツクキャンパスで学び、今や日本を代表するチーズ職人として活躍する柴田千代さんなど、ユニークな活動で農業の未来を紡ぐ卒業生の講演は、またとない機会。一人でも多くの人に聴いていただければ」と呼びかける。
当日は学内で、同大にゆかりのある農産物や加工品、パン、茶、日本酒やビールなどの即売会を行う「ミニ収穫祭」も開催する。
「ホームカミングデーを4年ぶりに開催できて、とてもうれしい。農大の魅力が詰まったイベントなので、卒業生だけでなく地域や沿線の皆さま、受験生などにも幅広くお越しいただければ」とも。
イベント内容は同大ホームページで確認できる。