陶芸家・戸部義盛さんの作陶展が10月21日、経堂駅北口の住宅街にあるギャラリー「GARAGE・B(ガラージュ・ベー)」(世田谷区赤堤1)で始まった。
同ギャラリー店主の山本由美さんは「戸部さんは南房総市に拠点を置く陶芸家。25年ほど前からの長い付き合いで、コロナ禍前は2年ごとに展示会を開いていた。コロナ禍では一度だけ、感染対策を万全にして開いた。今回、久しぶりの通常モードでの展示会となった」と話す。
1993(平成5)年にオープンした同ギャラリーは、陶芸、絵画、アジア工芸など、さまざまな作家の企画展をはじめ、陶磁器の割れ・ひびなどを修復する金継ぎや絵付けの講習会、料理会、落語会なども開いてきた。
「戦争や物価高など、社会情勢が不安だが、大地の土から作り上げる陶芸は、見た人、触れた人に力をくれる作品ぞろい。期間中、戸部さんが在廊しているので話も聞ける。過ごしやすい気候になったので、散歩がてら、ふらりとお越しいただければ」とも。
開催時間は12時~18時(最終日は17時まで)。今月29日まで。