経堂経済新聞2020年PVランキング1位は、豚骨ラーメン「ウチデノコヅチ」のオープンを伝える記事「経堂に豚骨ラーメン『ウチデノコヅチ』店主は本場福岡・八女出身」だった。
この記事は、ミュージシャンを目指して上京後、経堂西通りの店で働いたのをきっかけに飲食業界に入り、北口のイベント酒場でオリジナルラーメンを作り始め、専門店での修業を経て独立した樋口直樹さんの起業を報じたもの。2位には、46年も地元で愛された食堂の閉店を伝える記事がランクインした。
ランキングは今年1月1日から12月9日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 経堂に豚骨ラーメン「ウチデノコヅチ」 店主は本場福岡・八女出身(6/11)
2. 経堂の食堂「さかもと」が47年の歴史に幕 店主は銀座のドイツ料理出身(6/23)
3. 経堂・農大通りで「むぎとろランチ」 12歳以下無料の食べ放題も(3/25)
4. 経堂のラーメン店が「朝ラーメン」開始 緊急事態宣言後の営業時間の変化を受けて(4/16)
5.千歳船橋の立ち食いそば店に春到来 自宅で採れたフキノトウを天ぷらに(3/2)
6. 経堂のスパイス料理店が冷凍カレー開発 「おうちdeガラム」通販開始(5/20)
7. 経堂のラーメン店が石巻の会社に義援金 9年前からの深いつながり(3/11)
8. 経堂の創作バルがテークアウト 弁当と日替わりのタパスも(4/13)
9. たい焼きの「あん」で手造りビール 経堂のビアバーが提供始める(2/8)
10.経堂の書道教室が「出禁ポスター」販売開始 「説教・マウント」など6種類(2/20)
3位には、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増え、学校も休みが伸び、経堂の昼間人口が増えた3月、農大通りの居酒屋が始めた12歳以下子ども無料の食べ放題ランチの記事。4位は、緊急事態宣言後の営業時間の変化を受けて「朝ラーメン」を始めた店。ほかにも、飲食店のテークアウト対応に関する記事など、新型コロナウイルスに関連したものがランクインした。
他には、東日本大震災から9年目となる3月11日、継続して集めていた募金を石巻の水産加工会社に託した飲食店や、隣接するたい焼き店とクラフトビールの醸造場がコラボをして「あんこ」のビールを作った記事など、人のつながりを大切にする活動事を伝える記事も。「出禁ポスター」の記事は、TBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」にユーモラスな事例として紹介された。
経堂経済新聞では今後も、経堂エリアの街の変化を伝え、街の出来事を未来に向けてアーカイブしていきたい。