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経堂のイベント酒場で「ミュージックバトル」 地元の音楽好きが語りと選曲

語りからスタートする(左から)黒田さん、蓑輪さん。後ろは須田さん

語りからスタートする(左から)黒田さん、蓑輪さん。後ろは須田さん

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 経堂駅北口のイベント酒場「さばのゆ」(世田谷区経堂2)で2月21日、音楽好きが出演するトークショーイベント「ミュージックバトル」が開催された。

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 同イベントは「さばのゆ」店主の須田直子さんの発案で昨年12月18日に第1回が開催され、以後、毎月恒例のイベントとなっている。「ミュージックバトル」のタイトルは須田さんが好きなプロレスにちなんで名付けた。

 3回目となる今回も、経堂のコーヒー専門店「Day Drip Coffee(デイドリップコーヒー)」(経堂5)店主の黒田悟志さんと、経堂のインテリア雑貨企画メーカー「TRADITION ACOUSTIC.(トラディション・アコースティック)」(経堂1)代表の簑輪哲司さんが出演した。

 デイドリップコーヒーではレコードになぞらえてデザインされたコースターでコーヒーなどを提供している。トラディション・アコースティックでは、蓑輪さんがセレクトしたミュージックをレコードで常に流している。2人とも音楽好きで、かつてはそれぞれバンドを組んでいた。

 当日は、須田さんがハードロックバンド「KISS」ラベルのラムを特別に用意し、それに合わせるかのように蓑輪さんがKISSのTシャツを着て登場し、楽曲もKISSの「Shandi」からスタートした。その後は2人が参加者の反応を見ながら交互に選曲し、ブルース・ブラザーズ、レッド・ツェッペリン、アンスラックスの順に曲の応酬が続いた。

 須田さんは「音楽好きな2人がセレクトするナイスなナンバーを聴きながら緩く飲む、部室飲みのようなイベント」と例える。2時間30分を越える熱戦では約30曲が流れ、ラストに近い曲では聴衆の一人がブルースハープを生演奏して場が一段と盛り上がるシーンもあった。

 今後も原則として、毎月第3金曜日に開催予定。

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