下高井戸を拠点として活動する「しもたかフィル」による第21回定期公演が11月6日、「せたがやイーグレットホール」(世田谷区世田谷4)で開かれる。今年のテーマは「3つのB」。ブラームス、ボロディン、ベートーベンの3人の作曲家の頭文字を意味する。
指揮者兼主催者の東義直さんは「松沢小学校で産声を上げた、赤堤や松原の住民も多く参加する『しもたかフィル』だが、今ではヨーロッパ出身の外国人も加わっているグローバルなアマチュアオーケストラとなった」と話す。昨年の第20回記念公演には600人弱が来場し、その反響で今年は新たに11人が入団した。
今回のプログラムについて、東さんは「本来の3Bはバッハを加えるところを少しひねってボロディンの歌劇『イーゴリ公』から『ダッタン人の踊り』を取り上げる。ベートーベンの交響曲の中でも珍しく作曲者自らが楽譜の中に絵本のようにイメージを書き込んだ第6番『田園』を用意しているが、ブラームスの他にもどこかで本来のバッハを楽しんでもらえるかもしれない」と話す。
本番の定期公演は11月6日だが、その前に、「しもたか音楽祭」(10月26日)でも定期公演の曲目をカットしたダイジェスト版を演奏する。
しもたかフィルは、世田谷区と杉並区にまたがる下高井戸で活動する地域密着型のアマチュアオーケストラ。同地域に暮らす東義直さん(ビオラ奏者)を指揮者、手島志保さん(バイオリン奏者)をプロデューサーとして2004(平成12)年に創立。松沢小学校を練習場所として、「しもたか音楽祭」など地域の祭りや小学校のイベントに出演し、年末には商店街の会場で第九合唱付きを演奏するのが恒例となっている。
18時開場、18時45分開演。入場料は500円(小学生無料、未就学児の入場不可)。全席自由。