千歳船橋駅近くの黒糖焼酎専門居酒屋「KATAYORI(かたより)」(世田谷区桜丘2)で10月25日、「黒糖焼酎推し蔵アンバサダー」の首都圏在住メンバーによる交流会が開催された。当日はアンバサダーらや蔵元の親族など11人が集まり、黒糖焼酎の魅力や「推し銘柄」について語り合った。
黒糖焼酎推し蔵アンバサダーは、奄美群島特産の黒糖焼酎の魅力発信や普及を目指すファンコミュニティー。オンライン上のやりとりが中心となる中、第2期のスタートに合わせて「実際に顔を合わせて黒糖焼酎について楽しく語り合いたい」と、1期から引き続き参加しているアンバサダーの若林鮎美さんらが自発的に呼びかけて実現した。
当日は2期生のアンバサダーらが集合。「竜宮」や「れんと」、「朝日」といったそれぞれの「推し銘柄」やお薦めの飲み方を紹介し合い、現地での思い出や旅のエピソードで盛り上がった。若林さんは「大人になると好きなものでつながれるコミュニティーは貴重。『推し活』のように自分の『好き』を共有できる仲間と気軽に発散し合える場をつくりたかった」と話す。
自宅に黒糖焼酎を常備しており、5月のゴールデンウイークに沖永良部島を訪れたというもっちーさんは「黒糖焼酎の魅力は、お酒をきっかけに人と人が自然とつながれるところ。島で現地の方と語らいながら飲むのも楽しい」と話した上で、推し銘柄の「まーらん舟 固形仕込み」の魅力を語った。
黒糖焼酎推し蔵アンバサダーを主宰するKAZAMI代表の矢吹飛鳥さんは「活動内容が決められていないからこそ、一人一人の熱量が大切。アンバサダー同士の交流を通じて、互いに熱量を高め合いながら、活動の輪を広げていただけたらうれしい」と話す。
会場となった「KATAYORI」は、200種類以上の黒糖焼酎と多様な料理を提供する店で、先月15日でオープンから1周年を迎えた。1年間で黒糖焼酎の取り扱い銘柄は約120から約220、料理の種類も約30から約70に増えたという。店主の大西洋一さんは「黒糖焼酎はどんな料理も受け止めてくれる懐の深さがある。フラッと来た方がそのおいしさに気づき、日常の当たり前な選択肢になってくれれば最高」と話す。それぞれの黒糖焼酎への思いが交錯するにぎやかな夜となった。
若林さんは「これからも自由に声をかけ合って集まっていきたい」とも。