ベーカリー「DearBread(ディア ブレッド)」(世田谷区粕谷4)が8月7日、千歳烏山駅から徒歩8分の場所にオープンした。
店主の國安浩史さんは、パン店「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」に約12年間在籍していた。パンの世界に入る以前はプロのキックボクサーだったという異色のキャリアの持ち主。30歳ごろに現役を引退し、トレーナーを経て「別の世界を見てみたい」と、もともと好きだった飲食の道を志した。
「ジュエル・ロブション」「メゾン・ランドゥメンヌ」などで本場フランス伝統のパン作りを習得した後、別店舗で働きながら場所探しをしていたところ、縁があって同所で空き物件が見つかり、周辺の雰囲気や通りの美しさにも引かれ、開業した。
「最もお薦めしたいパンはバゲット。ベーシックで、日常の生活に寄り添いながら、オリジナリティーをプラスしたパンを届けたい」と國安さん。パンはフランスの伝統的な製法で作り、毎日20~25種類を並べる予定。
内装はスケルトンを残した壁に木目のカウンターを用意。カウンターと厨房の境目の開口部が大きく、パンを選びながら中の厨房でパン職人が作業する様子も見えるようにした。パンを置く食器は、妻の咲蘭(さくら)さんが蚕(のみ)の市などで調達したアンティークを使う。
「最初はメインどころに種類を絞って、お客さまに味を知っていただき、その後、いろいろ展開していきたい。パン以外も、いろいろ楽しみ」とも。
営業時間は10時~17時。月曜・火曜定休。