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経堂の醸造所が瀬戸内ライムのビール完成 瓶ビール販売開始

「わらしべライム」を持つ後藤健朗さんとゆきこさん夫婦

「わらしべライム」を持つ後藤健朗さんとゆきこさん夫婦

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 経堂西通りの醸造施設併設のビアバー「後藤醸造」(世田谷区経堂2、TEL 03-6751-0698)が瀬戸内のライムを使ったビール「わらしべライム」を造り、店内で詰めた瓶ビール(500ミリリットル)の販売と地方発送を始めた。

愛媛県岩城島のライムを使った「わらしべライム」

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 経堂の東京農業大学(桜丘1)を卒業した後藤健朗さん、ゆきこさん夫婦が2016(平成28)年に開いた同店は、醸造場併設の立ち飲みビアバー。自家醸造のたる生と全国から仕入れたクラフトビールを1杯500円から提供するが、3回目の緊急事態宣言下に店内で酒類を提供ができなくなったため、瓶ビールの販売のみを行なっている。

 後藤さんは「お酒が出せなくなると、かなり苦しいが、暗くなりがちな時期だからこそ何かしたいと思った。そんな時、常連さんのつながりで愛媛県岩城島の食品事業者『わらしべ』さんのライムを知り、ビールを造りたくなった。明るい瀬戸内の太陽をいっぱい浴びて育ったライムの香りと酸味を思いきり詰めてみた。経堂と全国の皆さんに、飲んで爽やかな気持ちになってもらいたい」と経緯を話す。

 緊急事態宣言中は瓶ビールの販売のみの営業。営業時間は15時~19時(土曜・日曜は13時~)。月曜・火曜定休。マスク着用、アルコール除菌、咳(せき)エチケットなどを徹底し、こまめに換気する。ネット販売はホームページから。

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