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世田谷駅近くのジーンズ修理専門店「オワチ」がオリジナルTシャツ

オリジナルのTシャツを手にする宮澤伸さん

オリジナルのTシャツを手にする宮澤伸さん

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 世田谷駅が最寄りのジーンズ修理専門店「Denim Repair OWATI(デニムリペア オワチ)」(世田谷区世田谷4、TEL 03-5477-3278)が5月3日、オリジナルのTシャツの製造販売を始めた。

Denim Repair OWATI(デニムリペア オワチ)のオリジナルTシャツ

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 店主の宮澤伸さんは明治時代から紡績産業が栄え日本の近代化を支えた長野県岡谷市出身。繊維の街で10代のころからジーンズの魅力にはまり、上京後、サンプル縫製工房で縫製の職人となり経験を積む。有名ミュージシャンの一点物の仕上げなど特殊な製造にも関わった。

 2000(平成13)年に独立。2008(平成20)年にアトリエを兼ねた現在のショップをオープン。店名の「オワチ」は、岡谷の実家が代々名乗ってきた屋号。地域密着の専門店として、ジーンズなど衣服の縫製の悩みに応えてきた。

 宮澤さんは「うちの店は今年の秋で15周年を迎える。うちのお客さんでもあり、ショップロゴや看板などを作ってくれているデザイナーに僕のイメージを話して、看板デザインをモチーフにしたTシャツを作ることになった。デザイナーが、文字間隔や文字の微妙なフォント、サイズ感、エッジの効かせ方など細部にこだわったデザインになった。プリント屋との細かいやりとりも経て、プリントしたと聞いている。数回のサンプルを経て、最終的なデザイン、プリント技法が決まった。私自身も納得の仕上がりになった」と経緯を話す。

 カラーは、ホワイト、グレーの2色。S、M、L、XLの4サイズ。価格は4,200円。当面は同店のみで扱う。

 「Tシャツは、日常的に着て、洗濯をして、を繰り返すのが当たり前。なので、染み込みプリントというプリント技法を選び、着て、洗って、色味が良い具合に徐々に薄くなっていき、着込むにつれて良い雰囲気になるようにと考えた。これから暑い夏がやって来る。お気に入りのジーンズに合わせて、一人でも多くの人に着ていただければ」とも。

 営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。木曜定休。

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