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経堂アトリエが「夏フェス」 展示・ライブ・食・ものづくり・防災イベントなど

経堂アトリエの庭にある手押し井戸

経堂アトリエの庭にある手押し井戸

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 経堂の鎮守の社「天租神社」に隣接する一角にあり、料理教室や茶会、展示などのイベントを行う「経堂アトリエ」(世田谷区経堂4、TEL 03-4285-1073)は7月16日から、恒例「夏のフェスタ」を行う。

経堂アトリエ一階のカフェ

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 内容は展示から、ライブ、料理、遊び、防災関連まで幅広い。展示では、稲垣美侑展「草むらの音素」、遊佐みどり展「私だけど私じゃない」のほか、展示にまつわるアーティストトークや哲学対話、シンガー・ソングライターのディサロ水城さんミニライブもある。ものづくりイベントは、ステンドグラス「Yuri工房」によるアクセサリー作りやイラストレーター、Miwako Kanekoさんによる缶バッジ作りなど。左官職人・道畑吉隆さんによる手作りスイーツやコーヒーを提供する夏カフェ、「シホkitchen」によるマクロビオティック料理を用意する納涼会、産直無農薬野菜などを販売するバザーメルカートもある。防災関連では、手押し井戸体験、建築士らによる住まいの相談会を予定。地域の子どもも参加できる鬼ごっこの一種「ケイドロ」、「けんけんぱ」は天祖神社の公園も利用して行う。

 経堂アトリエの井上明日香さんは「昨年の夏は緊急事態宣言中だったため、夏フェスの開催を断念した。3年ぶりとなる今年は、コロナ禍に広がった人のつながりも含めて、多様な内容で開く。来場者が気持ちを解放したり、文化を体感できたりする時間にしたい」と話す。「地震への備えを地域で取り組むことも大切と思い、アトリエの庭にある手押し井戸を使って地下水をくみ上げる体験や建築系の相談もできるようにした」と経緯について話す。  

 「アトリエという実空間を続けていると、うちで出会ったお客さま、作家さん、パフォーマーがリアルとSNSで交流を始めて、予想もしなかったつながりが生まれるのが面白い。新しく参加してくれる人たちは20代も多い。若い人たちの夢の実現も応援したい」とも。

 営業時間は10時~21時(18日は18時まで)。今月18日まで。

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