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すずらん通りの店舗内書店「パン文庫」が2周年 パンメニューもあるバーで

パン文庫の「毒と花のキスチョコパン」はちくま文庫の「ベスト・オブ・ドッキリチャンネル」(森茉莉・著/中野翠・編)

パン文庫の「毒と花のキスチョコパン」はちくま文庫の「ベスト・オブ・ドッキリチャンネル」(森茉莉・著/中野翠・編)

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 経堂すずらん通りのバー「太田尻家」(宮坂3)の店舗内書店「パン文庫」が11月28日、2周年を迎えた。

「太田尻家」の店舗内書店「パン文庫」の本棚

 同店常連の古書店スタッフが運営する同文庫は、小説やエッセーなど文庫化された国内外名作の古本をセレクト。手描きのパンの絵が描かれたオリジナルのブックカバーが付き、背表紙には「パン」の文字が入るオリジナルコピーが書かれている。

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 「人が消えて現れる虎パン」は岩波文庫の「山月記・李陵」(中島敦)、「毒と花のキスチョコパン」はちくま文庫の「ベスト・オブ・ドッキリチャンネル」(森茉莉・著/中野翠・編)、「連なる暮らしと散らばる魂のスイカパン」は村上春樹が翻訳した「世界の全ての七月」(ティム・オブライエン)など遊び心がある。価格は1冊200円から。

  店主の田尻輝幸さんは「書店が減る一方だが名著の面白さは変わらない。普段あまり本を読まない若い人がホロ酔いで手にとって読んで止まらなくなり買っていくケースも少なくない。ささやかな取り組みだが続けられれば」と話す。

「本や映画の話になるとウンチクを長々と語るオヤジは、うちに店には一人もいない。お酒と本が好きな若い人に安心して来てほしい」とも。

同文庫利用の際はドリンクとフードの注文が必要。焼きたての塩パン(200円)、サバサンド(500円)などのパンメニューもある。

 営業時間は19時~24時30分。金曜定休。

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