経堂・城山通りにある居酒屋「キョウドウオカバンゴ」(世田谷区経堂5)が7月26日に閉店した。2024年11月の開業から約1年8カ月での幕となった。
店主の石井和司さんは50歳を機に独立し、名古屋の飲食店「オカバンゴ」に源流を持つ屋号で開業。1、2階合わせて30席の店内で、独自のネットワークを生かした仕入れによる創作居酒屋メニューを提供してきた。「冷やしトマト2」「人は唐揚げに熱狂する」などのユニークな名前の料理でも知られた。
閉店の経緯は、六本木のタイ料理店の運営を任されることになったため。スタッフと共に8月から同店に移ることになった。
石井さんは「本当に経堂のお客さまには助けられてきた。お客さまに怒られたことが一度もなく、みんなおいしいと言ってくれた」と経堂での日々を振り返った。閉店を告知してからは多くの常連が顔を見せ、「新店にも行くよ」と声をかけていったという。「経堂に住んでいるので、いつかまたここに戻ってこれたら」とも。
石井さんは「タイ料理は自分にとって新しいチャレンジとなる。価格帯や業態も異なるが、新天地でもしっかり運営していきたい」と意気込みを見せる。